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ここでは、なぜ昔の農機具・古い農機具が売れるのか、その仕組みを解説。また、高値が期待できる農機具や、業者の上手な選び方なども紹介しています!
古くなった農機具やもう動かない農機具を、買取業者はなぜ買い取ることができるのでしょうか?それには、主に2つの理由(パターン)があります。それぞれ、くわしく見てみましょう。
まず1つめは、「買い取った農機具に修理や整備をくわえ、再び価値のある状態に戻して売る」というパターンです。
ただし、このパターンの場合、その業者に、農機具を整備できるだけの体制がきちんと整っている必要があります。整備技術・経験を持った人材も当然必要です。
そのため、このパターンには対応していない業者も、意外と少なくありません。
2つめは、修理や整備はとくにせず、需要のある海外にそのまま売却するパターンです。日本の農機具は品質が高いことで知られており、発展途上国など海外でも人気があるのです。
ただし、海外へ出荷することになるため、あまり高い金額では買い取ってもらえない可能性もあります。
ひとくちに農機具といっても、さまざまな種類の製品があります。
以下に、高値で買い取ってもらえる可能性のある農機具を、一覧にしてみました。それぞれ、なぜ需要があるのかを見ていきましょう。
トラクターは、アタッチメントを取り替えることによって牽引や土壌づくり、草刈り、種・肥料・農薬の散布、収穫物の運搬などさまざまな用途に使うことができる、優秀な農機具です。
年間を通して使い道のあるものなので、他の農機具と比較しても高い需要があります。
コンバインは、作物の刈り取りや脱穀、選別などを行える農機具です。農業者で使う人は多く、中古品でも欲しいという人がたくさんいます。
主に稲刈りの時期に活躍するマシンなので、稲刈りシーズン(9月~10月)に入る少し前の時期に、より中古需要が高まります。
草刈機は雑草をスピーディーに刈るためのマシン。芝刈機は、芝を均一に美しく刈るためのマシンです。用途は少し違いますが、どちらも需要があることに変わりありません。
とくに、春~初夏に使う機会が多いため、その少し前に中古需要が高まります。
雪を掻き分けたり飛ばしたりして、除雪を行う除雪機。新潟や北海道といった雪が多いエリアでは生活に欠かせないマシンのため、中古市場でも需要があります。
穴を掘ったり、土砂をすくい上げたりすることができるユンボ。アタッチメントの取り換えによってさまざまな作業に対応できるため、高い需要があります。
稲を植えるのにかかせない田植機。新型で乗用タイプの田植機は、高額な買取価格が期待できます。年式が古いものであっても稼働時間が少ないものは高価買取チャンスです。
農機具の買い取りに対応している業者はたくさんありますが、選ぶべきは「より高値で買い取ってくれる業者」です!そのような業者を見極めるためには、以下のポイントをチェックしてみましょう。
国内のみならず海外にも販路を持っている業者は、より多くの需要を確保しているため、高値で買い取ってくれることが期待できます。
買い取った商品の整備を売却前に徹底するなど、高額販売のためのノウハウを持っている業者も注目です。高額販売で利益が出やすい分、買取も高値で行ってくれることが期待できるでしょう。
なかには、難癖をつけて商品価値を低く評価し、査定額を下げる悪徳業者もいます。以下のような業者は要注意なので、注意してみてください。
また、買取実績が豊富かどうかも、信頼する業者を見極めるポイントです!